2015.04.10
自分を見つめ直すレター6
【心のトゲに感謝する】
誰もが心に、人には言えないトゲがある。
だから、人は謙虚でいられるのだと思う。
もし、何も心のトゲが刺さっていない人がいれば、僕はいないと思うが、そんな人は忘れているか、気づかないだけかもしれない。
でもトゲの痛みを持たないと豪語する人に会ってみると、なんだか尊大で他人の痛みへの配慮に欠けるような人柄が多いように思えます。
トゲがあるから、人は謙虚でいられる。
愛の価値を知るのは、孤独を知っているから感じるのだし、健康の喜びは、病気の悲しみを知っているからこそ健康を噛みしめられる。
今の幸せも、悲しみを乗り越えてこそ感じるもののようです。
でも、今の幸せの中にもやはりトゲは依然ある。
その刺さったトゲがウズキ出すことを知っているから、今のここにある瞬間の幸せにも感謝できるのです。
いつかは儚く、消え去るのがこの世界。
この世界は、この瞬間にも移り去り、流れ去る中の、今、ここの瞬間を僕たちは生きています。
幸せは行く所ではなく、今、ここが幸せなんだと感じる心の中にこそ、心の充足は存在するのです。
僕は心のトゲを抱えながら生きている人に感動します。
トゲの痛みを持ちながらも笑っている人に心の強さを感じるから。
何のトゲも刺さったこともなく笑える人は幸せ者ではあるかもしれません。
でも、僕はそんな人に魅力を感じない。
心にトゲがあるから調子に乗ることなく、人に優しくなれるのです。
自分が欠けていることを知っているから、欠けている他人をかばっている包帯の中の痛みに優しくできるのだと思えるのです。
By 衛藤信之
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